学生ではほとんど使わない?ビジネスで多用する「落とし込む」の意味

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落とし込むにはいくつか意味がありますが、代表的なのは「当てはめる」です。

場合によっては、「適応させる」や「練り上げる」なども意味します。

これで、とりあえずまずは「落とし込むとはどんな意味なのか」という疑問が晴れたと思います。

ただし「落とし込む」という言葉を、具体的にどう使えばいいのかは、まだわからないでしょう。

そこで次は「落とし込む」の具体的な使い方と実例について紹介していきます。


「落とし込む」の意味

「落とし込む」の具体的な使い方と実例

「落とし込む」という言葉が、どんな時・どういう会話で・どんなワード共に使われるのか解説していきましょう。

今回紹介する「落とし込む」の具体的な使い方とシチュエーションは、以下の通りになっています。

  • 上司と会議している時の「落とし込む」
  • 上司から指示を受ける時の「落とし込む」
  • 社内で戦略会議をしている時の「落とし込む」

会話例とともに紹介していくので、今のあなたが一番近いシチュエーションの使い方をチェックしてみてください。

上司と会議している時の「落とし込む」

上司と会議している時に「落とし込む」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「プロジェクトの進捗が遅れている理由を具体的な原因に【落とし込んで】欲しい」
部下:「取引先の担当者になかなか会えていないうえに、ひとりひとりの作業量も少ないです」

わかりやすく変換

上司:「プロジェクトの進捗が遅れている理由を具体的な原因に【当てはめて】欲しい」
部下:「取引先の担当者になかなか会えていないうえに、ひとりひとりの作業量も少ないです」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「当てはめる」という意味で「落とし込む」を使います。

「~してほしい」とともに「落とし込む」が出てきたら、確実に「当てはめる」という意味になるでしょう。

「適応させる」という意味ならまだしも、「練り上げる」という意味で使われることはないので、注意してください。

上司と会議している時の落とし込むは、「当てはめる」という意味で使うと覚えておきましょう。

上司から指示を受ける時の「落とし込む」

上司から指示を受ける時に「落とし込む」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「これが次の会議までにやってもらいたいことだ。大丈夫か?」
部下:「わかりました。しっかり【落とし込んで】おきます」

わかりやすく変換

上司:「これが次の会議までにやってもらいたいことだ。大丈夫か?」
部下:「わかりました。しっかり【適用させて】おきます」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「適応させる」という意味で「落とし込む」を使います。

何かしらの指示を受ける際に「落とし込む」が出てきたら、間違いなく「適応させる」という意味になるでしょう。

「当てはめる」という意味で解釈しても、不都合はないでしょうが、念のため注意してください。

上司から指示を受ける時の落とし込むは、「適応させる」という意味で使うと覚えておきましょう。

社内で戦略会議をしている時の「落とし込む」

社内で戦略会議をしている時に「落とし込む」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「お前の提案は【落とし込み】が足りない!もっとちゃんと【落とし込んで】おけ!」
部下:「わかりました・・・。もう一度見直しをしてみます・・・」

わかりやすく変換

上司:「お前の提案は【練り上げ】が足りない!もっとちゃんと【練り上げて】おけ!」
部下:「わかりました・・・。もう一度見直しをしてみます・・・」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「練り上げる」という意味で「落とし込む」を使います。

「落とし込み」という使い方になったら、間違いなく「練り上げ」という意味になるでしょう。

また怒られる時の「落とし込め!」は、「もっと練り上げろ!」という意味になることが多いです。

「当てはめる」「適応させる」という意味で使われることはないので、注意してください。

社内で戦略会議をしている時の落とし込むは、「練り上げる」という意味で使うと覚えておきましょう。

ここまでは、「落とし込む」の具体的な使い方と実例をお伝えしました。

どういうシチュエーションなら「落とし込む」を使ってもいいのか、また使うべきなのか理解できたと思います。

ただし「落とし込む」と似たような言葉や、実は意味が違う言葉については、まだわからないでしょう。

そこで次は「落とし込むと似たような言葉・間違えやすい言葉」について紹介していきます。

「落とし込む」と似たような言葉・間違えやすい言葉

「落とし込む」という言葉と一緒くたにされやすいのが、以下の言葉です。

  • プロセス
  • スケジューリング
  • プログラム

これらの言葉と「落とし込む」を比較して、使い方のポイントや意味の違いを浮き彫りにしていきましょう。

「落とし込む」と「プロセス」を比較

「プロセス」の本来の意味は、過程です。

ビジネスシーンにおいて「プロセス」は、「成約するにはプロセスが重要」のような使われ方をします。

一方、先述したように落とし込むには「当てはめる」「適応させる」「練り上げる」などの意味があります。

落とし込むとプロセスの意味を比較するとわかると思いますが、これらは全く別の意味です。

もし、あえて落とし込むとプロセスを一緒に使うのであれば、どんな用法になるでしょうか。

「うまくいくようにもっとプロセスを落とし込む」という言い方が予想されます。

ちなみに実際のビジネスシーンにおいて、落とし込むとプロセスが一緒に使われることは結構多いです。

落とし込むは前章で示したようなシーンで使われますが、プロセスも会議や上司との会話でよく使われています。

このように落とし込むとプロセスは、使われるシーンにおいて一緒になることが多いので注意しましょう。

「落とし込む」と「スケジューリング」を比較

「スケジューリング」の本来の意味は、予定を組むことです。

ビジネスシーンにおいて「スケジューリング」は、「明日のスケジューリングをする」のような使われ方をします。

一方、先述したように落とし込むには「当てはめる」「適応させる」「練り上げる」などの意味があります。

落とし込むとスケジューリングの意味を比較するとわかると思いますが、これらは全くのベツモノです。

もし、あえて落とし込むとスケジューリングを一緒に使うのであれば、どんな用法になるでしょうか。

「明日のスケジューリングを落とし込む」という言い方が予想されます。

ちなみに実際のビジネスシーンにおいて、落とし込むとスケジューリングが一緒に使われるのは本当に多いです。

上司から「スケジューリングを落とし込んでおけよ(練り上げておけよ)」と言われるシーンにはよく遭遇します。

「落とし込む」と「プログラム」を比較

「プログラム」の本来の意味は、計画を立てる・予定を組むです。

つまりは、スケジューリングとほぼ同じ意味で使われます。

落とし込むとの関係性も、スケジューリングと同じになるので注意しましょう。

ちなみにビジネスシーンではプログラムより、スケジューリングの方が多く使われています。

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Career Rules編集部

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