意味を取り違えると問題に!?「インバウンド」の3つの解釈と使い方

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インバウンドにはいくつか意味がありますが、代表的なのは「外国人旅行者を誘致すること」です。

場合によっては、「海外から日本へ来る観光客」や「顧客からの質問・要求・クレーム」なども意味します。

これで、とりあえずまずは「インバウンドとはどんな意味なのか」という疑問が晴れたと思います。

ただし「インバウンド」という言葉を、具体的にどう使えばいいのかは、まだわからないでしょう。

そこで次は「インバウンドの具体的な使い方と実例」について紹介していきます。


「インバウンド」の3つの解釈

「インバウンド」の具体的な使い方と実例

「インバウンド」という言葉が、どんな時・どういう会話で・どんな言葉と共に使われるか解説していきましょう。

今回紹介する「インバウンド」の具体的な使い方とシチュエーションは、以下の通りになっています。

  • 会社で戦略会議をする時の「インバウンド」
  • 企業で海外展開を考える時の「インバウンド」
  • 上司と顧客対応を考える時の「インバウンド」

会話例とともに紹介していくので、今のあなたが一番近いシチュエーションの使い方をチェックしてみてください。

会社で戦略会議をする時の「インバウンド」

会社で戦略会議をする時に「インバウンド」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「我が社も本格的に【インバウンド】に取り組まないといけない」
部下:「【インバウンド】なんてしたことありませんが、何からすればいいのでしょうか」

わかりやすく変換

上司:「我が社も本格的に【外国人旅行者を誘致すること】に取り組まないといけない」
部下:「【外国人旅行者を誘致すること】なんてしたことありませんが、何からすればいいのでしょうか」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「外国人旅行者を誘致すること」という意味で「インバウンド」を使います。

戦略会議で「インバウンド」が出てきたら、確実に「外国人旅行者を誘致すること」という意味になるでしょう。

人が対象になる会話の流れではないので、「海外から日本へ来る観光客」という意味にはなりません。

また「顧客からの質問・要求・クレーム」という意味は明らかに違うので、注意してください。

上記のような会話時のインバウンドは、「外国人旅行者を誘致すること」という意味だと覚えておきましょう。

企業で海外展開を考える時の「インバウンド」

企業で海外展開を考える時に「インバウンド」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「今年は【インバウンド】が非常に多い。海外の日本に対する関心は高まっている」
部下:「【インバウンド】のための商品は必要ですが、海外展開用の商品も必要と思われます」

わかりやすく変換

上司:「今年は【海外から日本へ来る観光客】が非常に多い。海外の日本に対する関心は高まっている」
部下:「【海外から日本へ来る観光客】のための商品は必要ですが、海外展開用の商品も必要と思われます」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「海外から日本へ来る観光客」という意味で「インバウンド」を使います。

名詞や単語のように「インバウンド」が出たら、間違いなく「海外から日本へ来る観光客」という意味です。

海外に向けた話をしている時は「顧客からの質問・要求・クレーム」という意味ではないので、注意してください。

上記のような会話時のインバウンドは、「海外から日本へ来る観光客」という意味で使うと覚えておきましょう。

上司と顧客対応を考える時の「インバウンド」

上司と顧客対応を考える時に「インバウンド」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「今月挙がってきた主な【インバウンド】は?」
部下:「商品の不具合が多数の【インバウンド】として挙がっています」

わかりやすく変換

上司:「今月挙がってきた主な【顧客からの質問・要求・クレーム】は?」
部下:「商品の不具合が多数の【顧客からの質問・要求・クレーム】として挙がっています」

使い方に関する解説

今回のようなシーンでは「顧客からの質問・要求・クレーム」という意味で「インバウンド」を使います。

顧客に関する話で「インバウンド」が出てきたら、「顧客からの質問・要求・クレーム」という意味になるでしょう。

「外国人旅行者を誘致すること」「海外から日本へ来る観光客」という海外対象の意味で使われることはないです。

ここまでは、「インバウンド」の具体的な使い方と実例をお伝えしました。

どういうシチュエーションなら「インバウンド」を使ってもいいのか、また使うべきなのか理解できたと思います。

ただし「インバウンド」と似たような言葉や、実は意味が違う言葉については、まだわからないでしょう。

そこで次は「インバウンドと似たような言葉・間違えやすい言葉」について紹介していきます。

「インバウンド」と似たような言葉・間違えやすい言葉

「インバウンド」という言葉と一緒くたにされたり、似た意味だと思われやすいのが、以下の言葉です。

  • アウトバウンド
  • インバウンドマーケティング
  • コールセンター

これらの言葉と「インバウンド」を比較して、使い方のポイントや意味の違いを浮き彫りにしていきましょう。

「インバウンド」と「アウトバウンド」を比較

「アウトバウンド」の本来の意味は、「こちらから顧客に質問・要求すること」です。

ビジネスシーンにおいて「アウトバウンド」は、「積極的にアウトバウンドする」というような使われ方をします。

一方、先述したようにインバウンドには「顧客からの質問・要求・クレーム」などの意味があります。

インバウンドとアウトバウンドを比較するとわかると思いますが、これらは顧客に対するアプローチが真反対です。

顧客から「受ける」のがインバウンドで、顧客に「自分からいく」のがアウトバウンドとなります。

「インバウンド」と「インバウンドマーケティング」を比較

「インバウンドマーケティング」の本来の意味は、インバウンドを前提にしたマーケティング(販促)です。

ビジネスシーンにおいて「インバウンドマーケティング」は、戦略の一つとして使われます。

インバウンドには「外国人旅行者の誘致」「海外から観光客」「顧客からの質問・要求」などの意味があります。

つまりインバウンドマーケティングは、外国を対象としたマーケティングを行うことになるのです。

また自分からセールスすることなく、顧客から反応があるような販促にするという意味も持ちます。

「インバウンド」と「コールセンター」を比較

「コールセンター」の本来の意味は、「顧客からの質問・要求・クレームを受け付ける場所」です。

一方、先述したようにインバウンドには「顧客からの質問・要求・クレーム」などの意味があります。

インバウンドとコールセンターの意味を比較するとわかると思いますが、これらは非常に似ています。

もし、あえてインバウンドとコールセンターを一緒に使うのであれば、どんな用法になるでしょうか。

「コールセンターでインバウンドを受ける」という言い方が予想されます。

このように、インバウンドを直接受け付けるのがコールセンターであるため、両者は一緒くたにされるのです。

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