第二新卒の転職は本当に不利?プロが本音で教える転職成功のための完全ステップ

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“就職活動でがんばって新卒入社、せっかく働き始めたのに、もう転職を考えている”

第二新卒として転職活動をしようとする時、周囲の声や自分の中で、何となく後ろめたさのようなものを感じてはいないだろうか。

しかし、企業の採用担当を経験してきた筆者の立場から、転職すると決めたなら自信を持って転職にあたることを強くおすすめする。

就職してみて初めて気付くこともあるだろうし、これから長く自身の人生と寄り添う「仕事」について真剣に考えたなら、転職によって理想に近づくのもひとつの手段だからだ。

第一、自信がなく後ろめたい気持ちでは転職先の面接でも良い印象を与えることは出来ないだろう。

「第二新卒」を段階ごとに分かりやすく定義すると次のようになる。

またその業務内容にもよるが、就業経験とは正社員での就業経験を指すことが一般的だ。

  • 新卒・・・・・卒業見込、または卒業から3年以内で就職していない求職者
  • 第二新卒・・・卒業から3年以内で就業経験がある
  • 既卒・・・・・卒業から3年以上経っており就業経験がない
  • 中途・転職・・・卒業から3年以上で就業経験がある

単に根気がない、何となく飽きてしまった、というのでは確かに問題があるかも知れない。

しかし、自分が理想とする仕事を決めるのに、卒業して3年という期間が早すぎるとも遅すぎるとも言えないはずだ。

そこでまず、第二新卒として転職に踏み切るべきかどうか、チェック表を使って自己チェックしてみて欲しい。

その上で、転職しないと決めた場合、転職すると決めた場合それぞれに、具体的な今後のステップを伝授する。

自身のキャリアについて真剣に悩み、考えることは決して悪いことではない。

転職経験がないことを前提に分かりやすく解説していくので、自分にとってより良い仕事、理想のキャリアに踏み出すヒントにして欲しい。

目次

第二新卒の転職、踏み切るべきかチェックシート

データ入力(クラウドソーシングのタスク)

第二新卒で転職した方がいいのか、転職に踏み切るべきかを判断できるように、チェックシートを用意した。

転職はゴールではなく、現在の仕事や職場で自身が抱える課題を解決し、理想に近づけるための手段だ。

転職すること自体が目的になってしまうと転職先でも結局同じ悩みを持つことになりかねない。

チェックを通じて自身の抱える課題や理想を再確認し、転職に踏み切るかどうかを決めて欲しい。

No 分類 チェック項目 ○/×
1 スキルや適性 大学での専攻や履修内容を活かすことができない
2 仕事につながる実用的な資格を持っている
3 業務内容が自分に合っていない
4 キャリア 出来れば何度も転職はしたくない
5 専門的な知識や経験を身につけたいと思っている
6 様々な職種を経験して将来ゼネラリストになりたい
7 待遇や労働条件 同業他社や同年代と比べて給与や待遇が悪い
8 通勤時間が長い、または転勤が多い
9 残業や休日出社が多い
10 人間関係 職場での人間関係が上手くいっていない
11 仕事の悩みを相談できる人が職場にいない
12 誰とでもすぐに打ち解けることができる方だ
13 社風 古い慣習や会社行事などについていけない
14 社長や経験者が精神論ばかり口にしている
15 ルールやマナーを守らない先輩や上司がよく目につく
16 会社の将来性 自身の働く会社で扱う商品やサービスが好きになれない
17 大幅な赤字が続いていてこの先も業績の見通しが暗い
18 年齢の近い先輩や同期、後輩がよく辞めていく
19 その他 自身のやりたいこと、働きたい地域がはっきりしている
20 転職直後の年収が下がっても、やりがいや将来を優先したい
○の数

チェックシートの使い方

「第二新卒の転職理由」に関連する事柄を中心に20項目を設定した。

あまり悩まずに、感じたままを○か×でチェックしてみよう。

また、チェックしてみると自身の課題がどこにあるのか、客観的にその傾向が分かるようにもなっている。

転職しない場合でも、現在の職場でその課題を解決できるように行動するヒントにして欲しい。

判定基準

○が多ければ多いほど、転職すべき、転職しても良い状況だといえるだろう。

チェック結果をもとに、転職すべきかそうでないか、判定してみよう。

○が6個未満

○が6つ未満の場合は「転職すべき」とまではいえない。

ただし、社風や会社の将来性などに○が偏っている場合はブラック企業である可能性も高いので注意が必要だ。

第三者の意見を聞いてみるなど、思い込みのないように判断して欲しい。

一方で、№1~12に○が偏っている場合は、現在の職場でも課題を解決できる可能性がある。

もう一度慎重に、なぜ転職したいのか、転職してどうしたいのかを考えてみるべきだろう。

○が6個以上~12個未満

3分の1から半分くらいに○がついた場合は、「転職によって自身の課題が解決できそうだ」と判断できれば転職すべきだ。

上の3つの分類、スキルや適性、キャリア、待遇や労働条件に○が多い場合はどちらかといえば慎重に考えた方が良い。

下の3つの分類、人間関係、社風、会社の将来性に○が多い場合は、転職に積極的になっていいだろう。

また、全体的に○が散らばっており、さらに“その他”の2項目に○がついている場合はすでに転職しようという気持ちが固まりつつあるのではないだろうか。

繰り返しになるが、自身の課題の傾向を知って、転職が解決に結びつくかが重要なポイントなのだ。

○が12個以上

○が12個以上の場合は、転職に踏み切ってもよいといえる。

やや乱暴な言い方にはなるが、「現在の職場が自分に合っていない」可能性が高いからだ。

根気よく粘り強く、自分も貢献して良い会社にしていこうという気持ちや、ある程度の我慢や妥協も時には必要かもしれない。

しかし、自分に合っていない会社、将来性や人間関係に不安のある会社だと感じながら働くより、精神的にも環境もより良い職場で働いた方がより高いパフォーマンスに結びつくはずだ。

その一方で、それを見抜けずに就職したという反省があるはずなので、次の転職先こそはしっかりと見極めて欲しい。

第二新卒転職で成功する人・失敗する人の特徴

チェックシートの結果から、転職に踏み切るべきか、また、自身が漠然と感じている現在の職場の課題が何かが具体的になったはずだ。

それをふまえて転職で成功する人、失敗する人の特徴を見ていこう。

働く環境、やりがいや給与など、自分の課題が解決できれば転職成功、転職前と変わりがなかったりなお悪い状況になったりしてしまっては転職失敗といえるだろう。

成功する人の特徴(1)自分の知識と合った仕事を選んでいる

転職成功する人は、自分が持っている知識がどのような業界や職種で活用できるかを知って職場選びをしている。

大学の就職アドバイザーに相談すると、自分と同じ学部、専攻の先輩たちの就職先傾向などが分かる。

第二新卒や既卒の場合でも相談に乗ってくれることが多いので、活用しよう。

エピソード・成功例

M君は有名大学の工学部を卒業して大手企業に就職し、サービスエンジニアとして働き始めたが自分のやりたい仕事、向いている仕事と思うことが出来ず転職を決めた。大手企業の安定性や年収は魅力だったが、転職では中小企業の設計職に応募し、採用された。

元々新卒エンジニアとしては高い知識を持っていたので転職早々開発プロジェクトへの参加を任され、やりがいのある仕事に就くことが出来た。

なぜ成功したのか

新卒採用の時は企業で選ぶことが多いのだが、転職では仕事内容を見て候補となる企業を絞り込むことが出来る。

主に大手企業の多くは新卒入社後の総合職には様々な経験をさせ、ゼネラリストかスペシャリストか判断してキャリア形成をしていくため自分の希望と異なる配属もある。

この例の場合は自分の知識をどこで活かせるかを知り、したい仕事も決まっていたので、会社の判断を待つことなく、転職によってスペシャリストの道を選ぶことが出来たのだ。

成功する人の特徴(2)中長期的に給与や待遇を考えることが出来る

入社時の給与や待遇は求人票に書いてある通りだが、中長期的に給与や待遇を考えることが出来ると転職は成功しやすい。

昇給や賞与の実績、年齢と年収例、人事考課制度、有給休暇の消化の実態など、公開されていないものは転職エージェントや面接の場を通じて確認してみよう。

それらの情報から、長い目でみて現在の職場より安心して働けるか、自身のライフプランと併せて考えるのが望ましい。

エピソード・成功例

Yさんは設立10年ほどで急成長しているIT企業で広報として就職したが、自身も、先輩や上司を見ても残業や休日出社が多く、ほとんどの人が有給休暇も取れていない状況から転職を決めた。新卒1年と少しの経験で、第二新卒の転職ということもあり転職先の給与は初任給と変わらなかったが、その分、休日はきちんと休めるようになった。

また、育児休暇中の先輩社員もおり、将来も長く働いていけそうだと感じている。

なぜ成功したのか

この例の場合は求人情報で必ず年間休日や有休休暇に関する記載を確認し、足りなければ転職エージェントや面接の場で確認するようにしていた。

例えば賞与額やそれを含めた年収額は、業績や景気によって比較的変わりやすいものだ。

一方で有給休暇の取りやすさ、休日出社や残業に対する考え方といった会社の風土は急には変わりにくい。

仕事と休みのメリハリをきちんとつけたい、出来れば1つの会社で長く働きたいといった長い目で見た考え方が転職成功のポイントといえるだろう。

成功する人の特徴(3)情報収集のポイントや方法を知っている

ここまでの成功例でも分かるように、転職成功のためには転職先の情報収集が不可欠だ。

SNSや転職口コミサイトなどもチェックしておいた方が良いが、インターネットの情報では充分とはいえない。

転職エージェントの利用や、面接の場で質問するなど、自分の知りたいことに合わせて情報収集することが大切だ。

エピソード・成功例

T君は新卒で中小企業に就職したが、入社して先輩社員の話を聞くとある程度の年齢になっても業界の平均を大きく下回っていることが分かり、転職を決めた。転職エージェントから紹介された企業は有名企業で、転職時の給与も良く、評価制度も整っているが、口コミサイトでは悪い評価もありエージェントを通じて情報収集した。

その結果、確かに以前は長時間労働などの問題もあったが最近大がかりな改革を行ったとのことで心配がなくなり、年収アップで有名企業への転職が出来た。

なぜ成功したのか

成功例のように、確認したいことを絞って違う方向から確認するとより詳しく、正しい情報を得ることが出来る。

情報はどこから得たものか、いつのものかで異なるため、簡単に「うのみ」にしない方がいいだろう。

また、何でもかんでも情報収集しようというのは1社に対して時間や手間がかかり過ぎ、効率が悪い。

何について知りたいのか、まずはそれをはっきりさせておくことが情報収集のポイントだ。

失敗する人の特徴(1)「やりたいこと」ばかりに偏っている

20代の転職理由として「他にやりたい仕事がある」という人は多い。

だからといってやりたい仕事ばかりを求めると、思いのほか転職に時間がかかることや、本当の適性を見失いかねない。

働いているうちにやりたいことが変わって行ったりもするものなので、柔軟に考えることも必要だ。

エピソード・失敗談

H君は新卒で入社した企業で配属が決まった時から希望の職種ではなく不満を感じており、入社以降の異動がまれだと先輩社員の話を聞いて転職を決めた。

転職先の仕事内容にこだわり、もらった内定も辞退しながら半年以上転職活動を続けてある企業へ入社した。

仕事にやりがいは感じていたものの、残業や休日出社が続き、体力的にも厳しくなって1年ほどで転職することになった。

なぜ失敗したのか

仕事内容を優先するあまり、そのほかの条件面について妥協し過ぎてしまうと転職失敗しやすい。

仕事はその内容以前に「自分が満足に働ける環境かどうか」が重要だからだ。

やりたいことを求めるのは決して間違っていないが、そのために最低限の条件を妥協したり、何度も転職を繰り返したりすることは好ましい手段とはいえないだろう。

失敗する人の特徴(2)働く上で何が大切か、優先順がない

自分が仕事をしていく上で、環境などの課題を解決する手段として転職することは有効な手段だ。

しかし誰にとっても完璧な職場というものは残念ながらなく、不満や課題に感じる事柄も一時的なものであったり、働く人次第であったりするものだ。

一番解決したい課題は何か、その次に妥協できないことは何か、自分が働く姿を具体的に想像して決めておくことが重要だ。

エピソード・失敗談

Sさんが新卒で入社した不動産会社の営業部はSさんを除く全員が男性で、営業事務のSさんは雑用を頼まれることが多くキャリアアップが期待しにくいことから転職を決めた。業界や職種に強いこだわりもなかったため多くの紹介をもらい、女性管理職も活躍している通信サービス会社の経理に転職した。

しかし働いているうちに部署間で人間関係が良くないこと、断りにくい飲み会が定期的にあることなどが気になってしまい、再度転職することにした。

なぜ失敗したのか

先の例ではやりたい仕事にこだわり過ぎて失敗したが、今回の例ではこだわりがなさ過ぎて失敗したと言っていい。

キャリアアップしたいと思うだけでなく、何の仕事でキャリアアップしたいかを決めると業界や職種を絞り込むことが出来る。

その上で妥協できないことに優先順位をつけ、転職先を選んでいけば理想に近い転職先に出会えるはずだ。

目標があり、やりがいのある仕事であったら、人間関係や会社の慣習などは上手く乗り切れたかも知れないのだ。

失敗する人の特徴(3)背伸びや目移りをしてしまう

新卒で入社してしばらくは他の同期の状況が気になることもあるだろう。

中でも高収入になった人、仕事内容で成功した人などはうらやましいと思えるかもしれない。

しかし、人は人、それと見比べて自分は失敗だったと転職を考えることはおすすめしない。

エピソード・失敗談

O君は新卒で有名百貨店に就職し、販売員として売場に配属されたのだが、学生時代の友達が土日休みで週末を楽しんでいることをうらやましく思い、転職を考えるようになった。シフト勤務や接客ではパートやアルバイトの仕事と変わらないと不満を募らせ、転職では土日祝が休みであることを条件に、卸売商社の法人営業職に就職した。

しかし、自身の扱っている商品に関心が持てず、やりがいを感じられなかったため、今度は自社商品を扱うメーカーへの転職を考えている。

なぜ失敗したのか

転職することが珍しくはなくなったとはいえ、安易なきっかけで転職を繰り返し、それが成功することはまれだ。

この例の場合、自分自身がしたいことや、自身のパフォーマンスやモチベーションを高めてくれる環境や条件を求めて転職している訳ではない。

何となく聞こえのいい仕事、イメージの良い業界、みんながそうだから、など、「隣の芝生」を追っていても、自分に合った満足のいく職場への転職は難しいのだ。

今の会社に残るべきあなたへ

ここまでの例をふまえ、今の会社に残るべき人にまず取り組んで欲しいのは次の3つだ。

今の会社に残るべき人が取り組んでほしい3つのポイント

  1. 今の会社で実現できる「成功」は何かを考えて目標を持つ
  2. 自分が扱っている商品やサービスの価値をよく知る
  3. 自分に合った仕事スタイルや身につけられるスキルに挑戦する

第二新卒の転職で失敗する原因の多くは、自分の目標や働き方の課題がぼんやりとしていて、具体的ではないからだ。

今の会社で自分を成長させ、さらに上を目指したくなった時や違った商品やサービスを扱いたくなった時に転職を選んだとしても、今の会社で身につけた経験やスキルは武器になるはずだ。

もちろん今の会社でやりがいを見つけ、仕事しやすい環境を得られたなら、転職する必要もないだろう。

今の会社に残ると決めたら、自分の仕事の目標や取り組み方を一新するつもりで見直してみよう。

具体的な対策を伝授!第二新卒が転職を成功させるための5つのステップ

第二新卒の転職を成功させるための具体的な方法について、そのステップを時系列に沿って伝授しよう。

転職成功の法則ともいえる、自分自身がやるべきことや判断基準のポイントを押さえて、自身の転職を成功へと導いて欲しい。

ステップ(1)転職の5W1Hを考える

5W1Hは考えを整理するのに適した方法で、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)に当てはめていくのがポイントだ。

(考え方の例)

  • When…いつまでに転職したいか、スケジュール感
  • Where…働くエリア、転職先の最寄駅や通勤時間
  • Who…自分ですること、エージェントにお願いすること
  • What…何にこだわるか、何がしたいか、業界や職種
  • Why…転職を決めた理由は、なぜ転職したいのか
  • How…転職エージェントか、転職サイトか、どのサービスを使うか

全てがきれいに埋まらなくても、まずは出来るだけ具体的にイメージし、例のように書き出して整理してみよう。

ステップ(2)転職エージェントに登録する

自分の考えが整理出来たら、転職サイトか転職エージェントに登録しよう。

第二新卒であれば特に、転職をサポート、フォローしてくれる転職エージェントの利用をおすすめしたい。

後ほどおすすめの転職エージェントは紹介していく。

そこで事前に整理した5Wを丁寧に伝えることで、より具体的なアドバイスが受けられる。

また、次からのステップについても転職エージェントの助けを借りながら進めることで転職成功の可能性が高まるはずだ。

ステップ(3)自分のスキルや経歴を応募書類にする

転職エージェントのアドバイスをもとに、自分の強みや志望動機を履歴書や職務経歴書に落とし込んでいこう。

第二新卒では特に、学校で専攻した学科や履修科目などが企業にとって判断材料になる。

また、志望動機は「なぜ転職したいのか」「どんな仕事を望んでいるか」をアピールするのに重要だ。

この2点を意識して履歴書と職務経歴書を完成させよう。

ステップ(4)求人案件の紹介を受けながら微調整する

応募書類が出来ると転職エージェントからいくつかの求人案件が紹介されるので、内容を見ながら自分の希望に合っているか確認しよう。

ここでは条件などの優先順位を自分で決め、転職エージェントにこまめに伝えることが重要となる。

優先順位が高く譲れない部分では紹介してもらう案件を変えてもらい、妥協しても良い部分は自分の希望を調整する。

またこの段階で、自分の希望を見直したり、思いがけず自分に合った求人と出会ったりすることもあるだろう。

気になる案件には出来るだけ応募し、実際に面接を受けてみることをおすすめしたい。

ステップ(5)選考を進めながら転職先をよく知る

企業を横並びに比較できる新卒の就職活動と違い、第二新卒の転職活動では、選考や面接を進めながら転職先の仕事内容や職場環境に理解を深める「同時進行」が成功のコツだ。

疑問や不安がある時は面接の場で質問したり、転職エージェントを通じて解決したり、時間と機会を最大限利用しよう。

内定をもらえた後でも本当にその内定を受けるべきか、情報取集した上で判断することをおすすめする。

迷った時は最初に書き出した5W1Hに戻って、自分で納得できる転職かどうかを確認することでより確実に転職成功を実現することが出来るはずだ。

第二新卒におすすめの転職エージェント

転職について具体的なステップを伝授したが、まずは思いつくまま5W1Hを書き出してみて欲しい。

自分の考えが整理出来たら、いよいよ転職エージェントに登録してみよう。

登録に役立つよう、別の記事でも紹介したおすすめの転職エージェント一覧と、活用のポイントを紹介しておきたい。

第2新卒におすすめ
転職エージェント
特徴 おすすめ度
マイナビエージェント ・業界大手のひとつ、案件数が多い
・20代、第二新卒に強い
・親切丁寧なサポートがある
★★★★★
リクルートエージェント
パソナキャリア
dodaエージェント
・いずれも業界大手、案件数が多い

・職務経歴書の添削アドバイスや面接対策セミナーなども充実

★★★★
第二新卒エージェントneo ・20代、第二新卒に特化
・主に関東、関西
・サポートが親身
★★★
ウズキャリ第二新卒 ・20代、既卒、第二新卒に特化
・主に関東、関西、名古屋
・面接対策が充実
★★★
キャリトレ
(※スカウトサービスの転職サイト)
・20代優秀層がターゲット
・上場企業や高収入案件が多い
★★

転職エージェントの選び方3ポイント

転職エージェント選びの際には最低限押さえておくべきポイントは次の通りだ。

転職エージェントの選び3ポイント

  1. 初めての転職でもしっかりサポートしてくれる
  2. 多くの求人案件か、または自分に合った求人案件を紹介してくれる
  3. 自分が希望する地域や業種、スキルに対応している

また、最初は1社でも構わないが、転職エージェントを利用する時は業界大手のサービスと自分の希望に特化したサービスなど、2つの転職エージェントに登録することをおすすめする。

単に多くの求人情報を見る目的もあるが、自分に合うか合わないかは使ってみないと分からないこともあるからだ。

おすすめ転職エージェント活用のポイント

転職エージェントに登録したら、その特徴と活用のポイントを押さえて1日も早く転職を成功させて欲しい。

先に紹介した表をもとに、詳しく見てみよう。

必ず登録したい大手のサービス

業界大手で第二新卒の転職におすすめするのは「マイナビエージェント」だ。

業界大手のサービスは、求人案件の数が多い、充実したサポート体制、扱う業界・職種や勤務地の対応できる範囲が広い、などの長所があり、登録しておくべきだ。

大手転職サービス活用のポイントは次の3つだ。

  1. エージェントに自分の希望と、絶対に譲れないこと、多少譲ってもいいことを明確に伝える
  2. 職務経歴書の添削アドバイスや面接対策セミナーなどを最大限利用する
  3. 紹介される求人案件の中には質の悪いものがあるため自分でも慎重にチェックする

上の表で挙げた、マイナビエージェントリクルートエージェントdodaエージェントパソナキャリアは業界大手でどれもこの活用のポイントが当てはまる。

その中でも20代や第二新卒、初めての転職に強いと言われているのがマイナビで、さらに20代向けの「マイナビエージェント」を新たに始めているので利用してみる価値はあるだろう。

第二新卒に特化したサービスは時間がかかることを前提に

業界大手のサービスと第二新卒に特化したサービスの大きな違いは、マッチングを重視しているために時間がかかるという点だ。

マッチング重視とは、転職希望者の希望やスキルに対し、条件や仕事内容が合っている求人に絞って紹介するということだ。

  • 厳選しているからこそ紹介案件が少ないことを理解して焦らない
  • 1社1社に対して面接対策やアドバイスをもらうようにする
  • 厳選された求人と大手サービスの求人を見比べて、譲れない点、譲ってもいい点を改めて見直す

第二新卒エージェントneo、ウズキャリといったサービスを使う時は、しっかりとサポートやアドバイスをもらえたり、厳選した求人の紹介をもらえたりする分、効率的ではないかもしれない。

効率重視で早く転職したいのか、転職エージェントとじっくり決めていきたいかで転職エージェントを絞り込んで利用するのも方法のひとつといえるだろう。

まとめ

第二新卒の転職について、自分自身が転職に踏み切るべきか、また成功する人と失敗する人の違いから、転職のための具体的なステップまで紹介した。

主なポイントをまとめるので振り返って確認してみて欲しい。

「第二新卒」の定義

  • 新卒・・・・・卒業見込、または卒業から3年以内で就職していない求職者
  • 第二新卒・・・卒業から3年以内で就業経験がある
  • 既卒・・・・・卒業から3年以上経っており就業経験がない
  • 中途・転職・・・卒業から3年以上で就業経験がある

第二新卒の転職、踏み切るべきかチェックシート

No 分類 チェック項目 ○/×
1 スキルや適性 大学での専攻や履修内容を活かすことができない
2 仕事につながる実用的な資格を持っている
3 業務内容が自分に合っていない
4 キャリア 出来れば何度も転職はしたくない
5 専門的な知識や経験を身につけたいと思っている
6 様々な職種を経験して将来ゼネラリストになりたい
7 待遇や労働条件 同業他社や同年代と比べて給与や待遇が悪い
8 通勤時間が長い、または転勤が多い
9 残業や休日出社が多い
10 人間関係 職場での人間関係が上手くいっていない
11 仕事の悩みを相談できる人が職場にいない
12 誰とでもすぐに打ち解けることができる方だ
13 社風 古い慣習や会社行事などについていけない
14 社長や経験者が精神論ばかり口にしている
15 ルールやマナーを守らない先輩や上司がよく目につく
16 会社の将来性 自身の働く会社で扱う商品やサービスが好きになれない
17 大幅な赤字が続いていてこの先も業績の見通しが暗い
18 年齢の近い先輩や同期、後輩がよく辞めていく
19 その他 自身のやりたいこと、働きたい地域がはっきりしている
20 転職直後の年収が下がっても、やりがいや将来を優先したい
○の数

○が6個未満は転職しなくてもよい

  • ただし、社風や会社の将来性などに○が偏っている場合はブラック企業である可能性も高いので要注意
  • 転職したいが○が少ない場合は、なぜ転職したいのか、転職してどうしたいのかを考えてみる

○が6個以上~12個未満は「転職によって自身の課題が解決できそう」かどうかで判断

  • スキルや適性、キャリア、待遇や労働条件に○が多い場合はどちらかといえば慎重に考えた方が良い
  • 人間関係、社風、会社の将来性に○が多い場合は、転職に積極的になってもよい

○が12個以上の場合は転職に踏み切ってよい

  • 自分に合っていない職場で働いている可能性が高い
  • 転職によって実現したいことや将来像がイメージできており転職しても問題ない

第二新卒転職で成功する人・失敗する人の特徴

  • 成功する人の特徴(1)自分の知識と合った仕事内容を選んで転職できる
  • 成功する人の特徴(2)中長期的に給与や待遇を考えることが出来る
  • 成功する人の特徴(3)転職先の情報収集のポイントや方法を知っている
  • 失敗する人の特徴(1)「やりたいこと」ばかりに偏って転職先を選んでいる
  • 失敗する人の特徴(2)働く上で何が大切か、条件や仕事内容に優先順がない
  • 失敗する人の特徴(3)背伸びや目移りをしているだけで転職に課題がない

今の会社に残ってすべき3つのこと

  1. 今の会社で実現できる「成功」は何かを考えて目標を持つ
  2. 自分が扱っている商品やサービスの価値をよく知る
  3. 自分に合った仕事スタイルや身につけられるスキルに挑戦する

第二新卒が転職を成功させるための5つのステップ

ステップ(1)転職の5W1Hを考える

(考え方の例)

  • When…いつまでに転職したいか、スケジュール感
  • Where…働くエリア、転職先の最寄駅や通勤時間
  • Who…自分ですること、エージェントにお願いすること
  • What…何にこだわるか、何がしたいか、業界や職種
  • Why…転職を決めた理由は、なぜ転職したいのか
  • How…転職エージェントか、転職サイトか、どのサービスを使うか

ステップ(2)転職エージェントに登録する

ステップ(3)自分のスキルや経歴を応募書類にする

ステップ(4)求人案件の紹介を受けながら微調整する

ステップ(5)選考を進めながら転職先をよく知る

第二新卒におすすめの転職エージェント

転職エージェントの選び方

  • 初めての転職でもしっかりサポートしてくれるか
  • 多くの求人案件か、または自分に合った求人案件を紹介してくれるか
  • 自分が希望する地域や業種、スキルに対応しているか
    ※業界大手のサービスと自分の希望に特化したサービスなど、2つの転職エージェントに登録する

おすすめ転職エージェント活用のポイント

大手サービスには登録しておく

大手サービス利用のポイント

  • エージェントに自分の希望と、絶対に譲れないこと、多少譲ってもいいことを明確に伝える
  • 職務経歴書の添削アドバイスや面接対策セミナーなどを最大限利用する
  • 紹介される求人案件の中には質の悪いものがあるため自分でも慎重にチェックする

第二新卒に特化したサービスは時間がかかることを前提に

  • 求人情報を厳選しているからこそ紹介案件が少ないことを理解して焦らない
  • 1社1社に対して面接対策やアドバイスをもらうようにする
  • 厳選された求人と大手サービスの求人を見比べて、譲れない点、譲ってもいい点を改めて見直す
  • 効率重視で早く転職したいのか、転職エージェントとじっくり決めていきたいかで転職エージェントを絞り込んで利用する方法もある

第二新卒で転職することは、転職すべきタイミングであれば全く問題ない。

そして転職すると決めたなら、出来る限り確実に転職を成功へと導いて欲しい。

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Career Rules編集部

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