リーダー職を目指すならぜひ読んでほしい!私のマネジメントを変えたビジネス書10選

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突然ですが、私は数年前、あるプロジェクトのリーダーに任命されました。

しかし一介のプレーヤーでしかなかった私は、手探り状態でのマネジメントによって
・メンバーのモチベーションの低下
・プロジェクトの意思決定の遅れ
・PDCAのスピードが落ちる
といった憂き目を経験しました。

リーダーに求められる事。

指導したり、プレイヤーの先頭を切って仕事を進めたりする等、言葉にするのはカンタンです。

しかし真のリーダーには、理屈では分かっていてもなかなか出来ない行動が求められます。

本編では、筆者がマネジメントの方向性を見直すきっかけになった20本の書籍をご紹介します。

書籍だけでなく、先輩マネージャーや経営層に沢山のアドバイスをもらった結果ですが、今では自然体でチームをリードできるようになったかと思います。

是非あなたにも、リーダーシップを掴むきっかけとなる1冊を見つけて欲しいと願っています。

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

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著者の松下幸之助氏といえば松下電器産業(現panasonic)の創始者で経営の神様として知られています。

また、松下氏が開設した経営者・リーダーの育成を行うための私塾、松下政経塾は
・元総理大臣の野田佳彦
・元横浜市市長の中田宏氏
など政財界の一線で活躍しているリーダーを輩出しています。

その結果、松下政経塾出身というのがステータスにさえなっています。

その松下幸之助氏の教えを、松下政経塾が編纂した1冊が本書。

本書でもっとも大事にしているのは「人としての在り方」です。

あなたが生きていく上での志だけでなく、
・素直にものを見る
・難題にぶつかった際にポジティブな気持ちで目の前の問題に向かう
などリーダーにおいて根本的な必要なものが書かれています。

筆者がリーダーとして壁に当たった時、本書を読むことで原点回帰が出来た気がしました。

ぜひ手に取ってみてください。

リーダーの本義

リーダーの本義

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本当のリーダーとはいったいどのような存在でしょうか。

本書は実在した人物のストーリーからリーダーのあるべき姿をご紹介していくものです。

取り上げられている一人は東日本大震災時、東京電力の福島原発で所長をしていた吉田昌郎氏です。

彼が会社の方針に反して事実を大っぴらにして伝え、事態収拾に走っていた事はまだ記憶に残っています。

リーダーには「本義」があり、本書のリーダーはその「本義」に基づいた行動をとります。

その行動がどのようなものだったか、どんな思想に基づいていたか、本書から学び取れる事は仕事にも役立つと思います。

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

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5W1Hという考え方をご存知でしょうか?

頭の中を整理する際に使われるフレームワークですが、その原点は「why(なぜ)」です。

物事は「なぜ」から見つめなおす事で、課題が明確になります。

リーダーとして、経営理念だけでなく「物事の本質からジャッジメントを下す」習慣をつけるために役立つ1冊です。

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

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あなたはリーダーにどんなイメージを持っていますか?

リーダーと言うとカリスマ性があり、みんなをグイグイ引っ張って…のような想像をしているかもしれません。

私が実体験から感じたのは、多くの人は生まれながらのリーダーでは無いという事です。

しかしそこで自分の限界を知っても、諦めなかった人物には何らかの成長があります。

本書はそんな生まれつきのカリスマリーダーではなく、周りから「リーダーになってほしい」と乞われるリーダーになる為の51か条が記載された1冊です。

ちょっと背伸びをするだけであなたは部下から慕われるリーダーになり得ます。

リーダーという肩書に自分でハードルを上げてしまって、苦しい思いをしている方にオススメです。

結果を出すリーダーはみな非情である

結果を出すリーダーはみな非情である

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リーダー職とは、別の言い方をすればミドルマネジメント=中間管理職です。

中間管理職の難しさは自分の上位役職者に対応しつつ、配下の社員も気遣わなければならない事です。

しかし本当に会社・上司・部下のために、言うべき事は言わなければなりません。

時に非情な判断を下した様に見えても、巡り巡って「誰かの為になる」状態を作れるのが信頼されるリーダーです。

リーダーの教養

リーダーの教養

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仕事をする上で、教養の大切さを感じた事はありますか?

リーダーとして働くためには礼儀・真摯さ・人付き合いなど人として根本的な部分が大切です。

あなたが人として認められるからこそ、部下は付いてきます。

本当の教養とは知識や仕事のことを分かっているかではなく、誰かが「この人のために動きたい」と思わせる人格かもしれません。

本書は本当のリーダーとなるために必要な「教養」を実践で学べる1冊です。

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

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部下の育成に対し、非常に役立つ手法が「フィードバック」です。

フィードバックにはいくつかの解釈があるものの、本書での定義は
・成果を出せない部下に耳の痛い事でもしっかり伝える
・何がダメなのか、どう改善したらいいのか、具体的に振り返る
という手法です。

部下の育成を行う為にどのようにフィードバックを行い、改善していけば良いかのヒントを扱った1冊です。

やり抜く力 GRIT(グリット)

やり抜く力 GRIT(グリット)

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「やり抜く」

仕事をしていると、マインドセットとして挙がる事が多いこの言葉。

しかし本書は「情熱」「やる気」そして「やりぬく」行動を体系的に分析した1冊です。

部下の情熱を引き出し、仕事に向き合ってもらう為の極意が詰まっています。

リーダーは前任者を否定せよ プロ経営者の仕事術

リーダーは前任者を否定せよ プロ経営者の仕事術

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新たにリーダーとなったあなたには、前任者が大抵の場合いるはずです。

大なり小なし、前任者を踏襲しながら行っているというケースも多いのではないでしょうか。

本書は、アジア人初でアメリカの超大手メーカーGE社の本社役員となった、いわば「経営のプロ」である著者が、
・前任者の仕事を踏襲するだけだと、それ以下の仕事しかできない
・前任者を超える仕事ができなければ、あなたの評価は上がらない
ことを主張した上で、どのような方法で達成させるべきかを伝えている1冊です。

なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

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筆者がリーダーとして陥った失敗。

それは仕事中に
・カッコ悪いところを見せられなかった
・「弱さ」を見せないようにしてしまった
という事です。

しかし、それは生産性の無い事として本書では断言されています。

本書は自らの弱みをさらけだし、その結果としてチーム全体の弱みを解決する為のヒントやノウハウが詰まった1冊です。

部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ

部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ

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あなたはペップトークという言葉を知っていますか?

ペップトークとは元々、スポーツ選手を励ますために指導者が「お前ならできる」といった趣旨で発言する短い激励メッセージのこと。

あなたは部下に指導をするときにダメ出しばかりしていませんか?

「だからダメなんだよ」という声掛けは部下が萎縮し、あなたの顔色ばかり窺って仕事をするようになります。

そして生産性も低下する負のスパイラルを生み出します。

逆にペップトークを身に着け、部下に前向きな言葉をかけていくと、仕事の生産性はどんどん上がっていきます。

まとめ

一言にリーダーといっても、書籍によって様々なリーダー像がありますね。

こうすればいい、という決まったマニュアルが無いからこそ、追求していく面白さもあります。

正直、私は本よりも人から盗み取る・学ぶ事を重視するタイプでした。

しかし今は本から吸収出来るスキルもあるのだと実感しています。ぜひ参考にしてください。

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Career Rules編集部

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