意外と分かっていない人が多い!「ボトルネック」の本当の意味

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ボトルネックにはいくつか意味がありますが、代表的なのは「上手くいかない原因」です。

場合によっては、「拒否する理由」や「非効率の要因」なども意味します。

これで、とりあえずまずは「ボトルネックとはどんな意味なのか」という疑問が晴れたと思います。

ただし「ボトルネック」という言葉を、具体的にどう使えばいいのかは、まだわからないでしょう。

そこで次は「ボトルネックの具体的な使い方と実例」について紹介していきます。


ボトルネックの具体的な使い方

「ボトルネック」の具体的な使い方と実例

「ボトルネック」という言葉が、どんな時・どういう会話で・どんな語句と使われるのか解説していきましょう。

今回紹介する「ボトルネック」の具体的な使い方とシチュエーションは、以下の通りになっています。

  • 取引先に事情を説明する時の「ボトルネック」
  • 上司に進捗報告する時の「ボトルネック」
  • 社内で会議をする時の「ボトルネック」

会話例とともに紹介していくので、今のあなたが一番近いシチュエーションの使い方をチェックしてみてください。

取引先に事情を説明する時の「ボトルネック」

取引先に事情を説明する時に「ボトルネック」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

取引先担当:「お願いしていた件が一向に改善されませんが、何が【ボトルネック】なのですか?」
自社担当:「申し訳ございません…。現状ではハッキリとお答えできないため、もう少しお待ちください」

わかりやすく変換

取引先担当:「お願いしていた件が一向に改善されませんが、何が【上手くいかない原因】なのですか?」
自社担当:「申し訳ございません…。現状ではハッキリとお答えできないため、もう少しお待ちください」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「上手くいかない原因」という意味で「ボトルネック」を使います。

「なぜ」「どうして」と共に「ボトルネック」が出てきたら、確実に「上手くいかない原因」という意味になります。

「拒否する理由」という意味ならまだしも、「非効率の要因」という意味にはならないので、注意してください。

取引先に事情を説明する時のボトルネックは、「上手くいかない原因」という意味で使うと覚えておきましょう。

上司に進捗報告する時の「ボトルネック」

上司に進捗報告する時に「ボトルネック」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「A社に対する売り上げが全然とれていないけど、【ボトルネック】は何?」
部下:「A社の【ボトルネック】は予算です。競合に予算を取られています…」

わかりやすく変換

上司:「A社に対する売り上げが全然とれていないけど、【拒否する理由】は何?」
部下:「A社の【拒否する理由】は予算です。競合に予算を取られています…」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「拒否する理由」という意味で「ボトルネック」を使います。

「ボトルネックは何?」と聞かれるようでしたら、間違いなく「拒否する理由」という意味になるでしょう。

場合によっては「上手くいかない原因」という意味で解釈しても、意味が通じることも可能です。

上司に進捗報告する時のボトルネックは、「拒否する理由」という意味で使うと覚えておきましょう。

社内で会議をする時の「ボトルネック」

社内で会議をする時に「ボトルネック」が出てくると、どんな意味になるのでしょうか。

以下の具体的な会話を見て、使い方と意味を理解しましょう。

元の会話

上司:「今日は我がチームの【ボトルネック】を浮き彫りにしたいと思う。何か意見は?」
部下:「まずムダな会議を無くしたほうがいいと思います。朝会は不要だと感じます」

わかりやすく変換

上司:「今日は我がチームの【非効率の要因】を浮き彫りにしたいと思う。何か意見は?」
部下:「まずムダな会議を無くしたほうがいいと思います。朝会は不要だと感じます」

使い方に関する解説

今回のようなシチュエーションでは「非効率の要因」という意味で「ボトルネック」を使います。

「なぜ遅いのか」「効率的にするには?」という話題で出てきたら、「非効率の要因」という意味になるでしょう。

「上手くいかない原因」「拒否する理由」という意味で使われることはないので、注意してください。

現状を改善するために行う会議でのボトルネックは、「非効率の要因」という意味で使うと覚えておきましょう。

ここまでは、「ボトルネック」の具体的な使い方と実例をお伝えしました。

どういうシチュエーションなら「ボトルネック」を使ってもいいのか、また使うべきなのか理解できたと思います。

ただし「ボトルネック」と似たような言葉や、実は意味が違う言葉については、まだわからないでしょう。

そこで次は「ボトルネックと似たような言葉・間違えやすい言葉」について紹介していきます。

「ボトルネック」と似たような言葉・間違えやすい言葉

「ボトルネック」という言葉と一緒くたにされやすいのが、以下の言葉です。

  • bottleneck
  • ホットスポット
  • スタートアップ

これらの言葉と「ボトルネック」を比較して、使い方のポイントや意味の違いを浮き彫りにしていきましょう。

「ボトルネック」と「bottleneck」を比較

「bottleneck」の本来の意味は、処理速度を遅くしてしまう要因です。

一方、先述したようにボトルネックは「上手くいかない原因」「拒否する理由」「非効率の要因」の意味があります。

同じボトルネックという読み方ですが、意味を比較するとこれらは全くの別物であることがわかります。

そもそも完全なIT用語なので、一般的なビジネスシーンにおいて「bottleneck」が出てくることはありません。

CPU関係の仕事をするIT業界に就職しない限り、意味すら理解しなくても大丈夫な言葉です。

ちなみに実際のビジネスにおいて、ボトルネックとbottleneckが一緒の現場で使われるのはIT業界だけです。

ただ、読み方が同じなのでさすがに「bottleneckがボトルネック」など同時に使われることはないでしょう。

「ボトルネック」と「ホットスポット」を比較

「ホットスポット」の本来の意味は、bottleneckのさらなる該当箇所のことです。

つまりは、処理速度を遅くしてしまう要因の具体的なポイントという意味になります。

先述したbottleneckに付随する言葉なので、「上手くいかない原因」という意味のボトルネックとは無縁です。

完全なIT用語なので、一般的なビジネスシーンにおいて「ホットスポット」が出てくることはありません。

CPU関係の仕事をするIT業界に就職しない限り、意味すら理解しなくても大丈夫な言葉です。

実際のビジネスにおいて、ボトルネックとホットスポットが一緒の現場で使われるのはIT業界だけです。

ちなみにITの現場ではbottleneckとホットスポットについては、日常茶飯事のように使われています。

「ボトルネック」と「スタートアップ」を比較

「スタートアップ」の本来の意味は、「立ち上げ」「企業」です。

ビジネスシーンにおいて「スタートアップ」は、ベンチャー企業関係の話題で出てきます。

一方、先述したようにボトルネックには「上手くいかない原因」などの意味があります。

ボトルネックとスタートアップの意味を比較するとわかると思いますが、これらは全く関係ありません。

おそらく、読みが同じであるbottleneckがIT用語として使われるのが要因でしょう。

そのため、ITが多いベンチャー企業関連のワードと無理矢理結びつけられている可能性が高いです。

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Career Rules編集部

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