業界別・ブラック企業の体験談まとめ!入社後の有効な脱出方法まで紹介

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業界別・ブラック企業の体験談まとめ!入社後の有効な脱出方法まで紹介 業界別・ブラック企業の体験談まとめ!入社後の有効な脱出方法まで紹介

「もしかしてウチの会社はブラック企業かも知れない」あなたは、そう不安に思ったことはないだろうか。

そもそもブラック企業の定義自体あいまいで、それが余計に迷いや不安を誘うというのもある。

それがブラック企業の特徴なのか、単に自分の考えが甘いのか、迷った結果何も言えなくなってしまうのだ。

厚生労働省が始めた、いわゆるブラック企業リスト、『労働基準関係法令違反に係る公表事案のホームページ掲載』の基準は「法令違反やその疑い」が前提になる。

上記の企業も確かにブラックだが、世の中のブラック企業はそれだけではない。

明確に法令違反とは言えないが「これはブラックでは」と感じることもあるだろう。

そのような時「他の会社ではどうなんだろう」と考えるはずだ。

自分がいる会社はブラック企業なのだろうかと悩む男性

自分と似たような境遇で「これはブラックだ」と誰かが言ってくれているなら「やっぱりそうか」と気付くことが出来る。

自分より酷い境遇に、同情しつつも胸をなでおろすことがあるかもしれない。

そこで今回は、

  • ブラック企業での体験談を通して分かった特徴
  • ブラック企業に入社してしまった場合の対処・脱出方法


を徹底的に解説しよう。

あなたが置かれている境遇と共通していないかをチェックしてみてほしい。

これから、入社しようとする会社がブラック企業かもしれない…と不安に思っているあなたにも参考になるはずだ。

もしもあなたがブラック企業にいるのなら、出来るだけ早くそこを脱することが賢明である。

出来る限り穏便に、早く脱出するための方法も解説するので、ぜひ最後まで読んでほしい。

目次

口コミで分かる、ブラック企業に入社してつらかったこと

口コミで分かる、ブラック企業に入社してつらかったこと
外から見て健全な会社であっても、そこで働く人たちが「つらい」と感じることが多いならブラック企業の疑いがある。

過大な時間外労働や残業代未払いばかりではない。

Twitterから「働いていてつらいと感じた」体験談をいくつかまとめてみた。

長時間労働とパワハラによる疲労

ノルマや予算の達成も労働の一環ではある。

ところが労働の対価として収入があるべきところを逆に出費を強要されているのだ。

金銭的な実害のあるブラック企業も存在するという例。

特定の人物によるセクハラだが、就業環境としてはブラック企業と言えるだろう。

周囲は見て見ぬふり、こういった状況を放任する企業文化は根が深い。

近年増加傾向にあると言われる職場いじめ。

何年にもわたってその傷跡は残る。

セクハラ同様、こういった就業環境や人間関係もブラック企業に多く見られる。

さらに最悪なのはいじめる側に取り込まれて抜け出せないケースだろう。

相談できる人や窓口が社内にない、というのもまた企業の怠慢と言える。

気づいていないだけ?ブラック企業に共通する「あるある」10選

Twitterの体験談からも分かるように残業に関連する事柄だけでなく、ブラック企業というのは様々な問題を抱えている。

企業が集団で活動するためには「ルール」と「文化」の両方が重要だ。

例えばルールの面で、労働関係の法令に違反している企業は間違いなくブラック企業だ。

その一方で、企業文化として、人としての尊厳を傷つけるような文化がある場合もまたブラックと言えるだろう。

ここからは体験談を交えてブラック企業に共通する10の特徴を挙げていきたい。

思い当たる項目が多いなら転職を視野に入れるべきだ。

(1)入社の際に必要な説明や書類がない

まずは、入社の際に必要な説明・書類が不足しているケースだ。

あなたは入社時に会社から「雇用条件通知書」という書類の交付を受けているだろうか。

転職のトラブルとして給与や業務内容が面接の話と違う、ということは意外と多い。

実際の体験談

労働契約は、ネット等で調べたところ口頭での約束でも可能だと知りました。
最初に働き出す前日にもらった書類には派遣社員として~と書かれています。
私は正社員として採用と聞かされていたので、それを会社に伝えたのですが正社員としての労働条件通知書は今急いで作成中なので来週渡すと言われました。

私としては、正社員として労働条件を確認してから働きたいと会社に伝えてあります。
派遣社員として採用され、働くとは一切聞かされていません。
雇用形態は正社員で最初の数か月は正社員の試用期間として時給で働いてもらう、と言っていました。

最初の採用の話をいただいた時に、派遣として数か月働いた後に正社員として~なら辞退しますと伝えてあります。
会社側もそれに納得しています。ですので、とりあえず働き出しています。
来週に正社員としての契約書をもらうのですが、最初からややこしい展開になってきているので、契約合意は避けようと思っています。

※引用:http://q.hatena.ne.jp/1330837395

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

まず前提として、労働条件通知書を交付することは法で定められている。

しかも派遣社員とは、労働者と派遣元、派遣元と派遣先の契約であり、直接雇用ではない。

この時点で雇用側の企業は採用にあたって必要な法令を全く理解していない。

また試用期間は契約社員として時給制で雇用するのであれば、求人票や内定通知書、雇用条件通知書にその旨が記載されている必要がある。

これでは試用期間の終了時に「期待していた能力と違った」などと切り捨てられてしまうようなこともあるだろう。

労働契約を含め契約は口頭でも有効だ。だがそれはあくまで民法上の話である。

口約束で雇用し就業させるような認識の企業はその後もトラブルに見舞われる可能性が高い。

労働者である自身をきちんと守る知識を身に着けると同時にこのような企業を信用するのは危険だ。
 

(2)入社式が入社を歓迎する式典ではない

入社式は、新入社員の背筋が自ずとピンと伸びるような式典であって欲しい。

新しい仲間を歓迎すると同時に、入社する社員の気分が高揚する内容であればそれは良い入社式だ。

実際の体験談

入社式の日、会場には俺が入る会社のブラックぶりを取材するため、テレビ局のスタッフさえも集まっていた。
式の内容は、≪ブラック企業の中のブラック企業≫の名に恥じぬものであった。

いきなり軍隊のような行進をさせられ、点呼を取らされ、社長の銅像に土下座させられ、ひとりひとり「会社のために死ねます」と宣言させられる。
あまりの深刻さと滑稽さにネタにすらならないと判断したのか、終わる頃には取材陣はいなくなってしまっていた。

※引用:http://elephant.2chblog.jp/archives/52201106.html

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

社員の意気高揚は社員が自ら感ずるものであって強要されるものではない。

また会社の式典もまた業務の一環である限り、相応の目的やねらいを持つことが当然だ。

体験談にあるような行進や点呼に、業務としてのねらいは感じられない。

先輩社員が行ってきた慣例だから、とか、経営者の好み、だとかというなら押し付け以外の何物でもない。

果てには土下座と奴隷宣言である。

新入社員であってもひとりの人間として敬意を払い、共に働こうという気持ちは感じられない。

このような企業にはパワハラ、セクハラが横行し、過重労働の強要が待っていることだろう。

軍隊調と同じく宗教じみた入社式にも注意が必要だ。

入社式が型どおりに行われる退屈なものだったとしても、その方がずっとましである。

(3)給与の内訳に「手当」が多い

給与の内訳に「手当」が多いのは、一見すると福利厚生が充実した良い企業に見える。

実際そのようなケースもあるのだが、注意すべきは基本給とのバランスだ。

実際の体験談

給与の内訳ですが、各種手当の割合が多いです。
そのため基本給はとても低くなります。
また基本給が低いため、残業や賞与に影響がでます。
求人票からは読み取りにくくしているので、注意しなければならない部分かと思います。

※引用:https://en-hyouban.com/company/10104730200/kuchikomi/2495524/

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

給与にある「手当」に法的根拠はほとんどなく、企業によって様々である。

注意しなければならないのはそれが「固定的給与」なのか「非固定的給与」なのかという点だ。

基本給をはじめ変動する性質のない、役職手当などの報酬を「固定的給与」という。

一方で時間外勤務手当(残業代)をはじめ、変動する性質の報酬が「非固定的給与」だ。

残業代は法定の割り増し分が必要なのだがこれは「固定的給与」を計算の基数にする。

賞与はさらに法的根拠がなく、基本給の倍数にする企業が多い。

つまり非固定的給与である「手当」が多く、基本給が少ないということは、残業代や賞与を抑えることが出来るということなのだ。

さらに言えばこのような分類もなく、ざっくりと基本給のみを計算に使い、手当と名の付くものはあくまで毎月の給与に支払うだけ、という企業も実は少なくない。

(4)酒席や宴会は強制

歓迎会をはじめ納会や新年会など、会社に酒席はつきものではある。

会社行事としてコミュニケーションを円滑にする目的などを果たしていれば良いのだがそればかりではない。

実際の体験談

飲みに誘われたら強制です。断ると無視、支援無しが始まります。
そのあとは悪質です。

街中でズボンを脱ぐハメになったり、「酔っ払いは自首しろ」と、交番に掘り込まれたり。
慰安旅行では鞄持ち、他営業部の人達は楽しそう交流していても僕と後輩は子分のように付き人。
周囲からは「○○営業部は仲ええなぁ~」とのこと。
鈍いですね。そう思うなら、代わってくださいよ。

※引用:http://xn--mdkd7ewa1670gl3ya.com/category1/entry27.html

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

まず酒席や宴会は勤務時間外にもたれることがほとんどだ。

こういった場合は出欠を取るなどして強要しないというのは現在の企業の常識である。

更には断ったことを理由に(それが理由でなくても)無視する行為や仕事上の支援をしない行為は明らかにパワハラにあたる。
 
さらに悪質なのは、脱衣や交番に放り込まれるなどの行為である。

いくら酒の上での悪ふざけでも度を越えており、犯罪と言われても否定できない蛮行だろう。

ここまでくるとブラック企業を通り越して反社会勢力のような振る舞いと言っていい。

酒の席であれば多少下品な冗談や乱暴な物言いもあるかも知れない。

しかし一人の大人としての品位、会社の品位を落としていいはずがない。

このような有様では本業でのコンプライアンスも怪しいものだろう。

強要されてまで反社会的行為に参加する意義は全くない。

(5)上司や経営者が精神論、根性論ばかり口にする

精神論や根性論の全てを否定はしない。

仕事も人間がする以上、気持ちというものが大切な役割を果たすからである。

しかし気持ちだけでは何も解決しないというのもまた真実だ。

実際の体験談

私は現在、社員一桁の会社に勤務しています。
今年上半期はなかなかのペースだったのですが、
上半期に入ってから、私が居る部門の売上げが、ガクッと下がってきてしまいました。

それを見て社長が「経営の危機」と言い始めました。
とにかくがむしゃらに働けば、何とかなると考えているようで
「日曜も無しで働く気構えで~」「俺は休み無く働いてるんだ」と口癖の様に言っています。

従業員は皆、自分のできる事を精一杯やっています。
福利厚生は一切無し、残業手当は無し、おまけに先輩方は交通費も出ていません。
そんな中ですが、自分の仕事の責任を果たす為、また人数が少ないので、他の従業員に迷惑を掛けない為、迂闊に風邪など引いていられない状況で働いています。

おまけに固定の休みは基本日曜日だけ…。
祝日も関係ありません。
他に月1回、どこか任意の日に休める事になっていますが、社長がぶつぶつと小言を言う為、非常にとり難い状況です。

※引用:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7717397.html

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

会社経営にとって必要な資本や当座の資金を調達するのは経営者の責任である。

もちろん売上は変動するもので資金繰りの悪化は厳しいものがあるだろう。

しかしその対策が「がむしゃらに売上を上げろ」では責任の丸投げというものだ。

特に中小のブラック企業ではよくこういう根性論がまかり通っている。

不採算部門から撤退するという選択肢もあれば、今は厳しくともその部門の将来性に賭けるという判断、売上が厳しいならコストを下げるという対策もあるだろう。

こういった策は従業員と共に考え、経営者が責任を持って決断すべきなのだ。

会社を興すにあたって、社長自身がブラックな働き方も辞さず、確かに人一倍努力をしたかもしれない。

だからといって営業交通費など経費の未精算や法定労働日を超える労働の強要をしていいことにはならないのだ。

そのせいで社員の気持ちが萎え、さらに業績を落とす。

この悪循環こそが中小のブラック企業にありがちな負のスパイラルだ。

(6)サービス残業が常態化している

時間外労働、いわゆる残業が多いことは言うまでもなく問題だ。
 
しかしここぞという時には進んで残業をした経験のある人も少なくないだろう。
 

実際の体験談

今月新卒で某サービス業界に入社した、新入社員です。
女22歳で店舗勤務をしています。
第1志望の企業だったし、東証一部上場企業なので福利厚生もしっかりしていると聞いており、期待と不安も少し抱きながら入社しました。

仕事内容は確かにしんどいですが、しんどいと感じるよりは、早く仕事に慣れなければ!!と意気込んでいます。
でも、何回か遅番出勤した時、とてもヒイてしまいました。
残業代がつかなかったからです…。
詳しく言うと、閉店時間と同時にタイムカードを打刻させられ、その後1時間残業させられました。

それが何回も続いていますし、これからも続きそうです。
もちろん私だけでなく同僚も上司もみんなそうなんですが…。
私は当然ながら、アルバイト以外、社会にでて働いたことがないので、とても理不尽に思っていますが、サービス残業なんてどこでもあることで、当然のことなんでしょうか。
なんか、「急成長をとげるしっかりとした会社」のイメージが強く、会社説明会でもそう言っていただけにとてもがっかりです。

経営理念を毎日唱えなければならないのですが、経営理念の1つに「社員の幸せを願います」とあるのですが、それを唱えるたび、また、朝礼で幹部のお偉いさんの話を聞くたびに、だんだん会社に不信感を抱くようにもなりました。

※引用:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1357238.html

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

サービス残業が経営者や上司に強要されているのではなく、すでに習慣化していることが問題だ。

この状態の最も大きい問題はそこにある。

タイムカードを打刻してから働くということが正常でないのは誰の目から見ても明らかだ。
 
しかしこの企業ではそれが普通のことして行われている。

もしこれが「毎日2,000円を会社に寄付する」という習慣だったらどうだろうか。

全ての従業員が当たり前のようにしていたらかなり異様だろう。

この企業ではそういう行為が常態化しているのである。

独特の文化があるという話ではない。

異様な会社貢献が善として従業員の中でまかり通っているのもブラック企業の特徴だ。

(7)同族経営で見たことのない役員がいる

中小企業には同族経営の企業が多い。

メリットもデメリットはあるが、従業員にはあまり影響がないようにも思われる。

しかしブラック企業の体験談でよく見られるのもまた、同族経営の企業なのだ。

実際の体験談

専業主婦の社長の奥さんも役員ってありですか?
友人の会社では、見たことのない社長の奥さんが、会社の役員に名を連ねているようで、社長と同様の給料を受け取っているらしいのです。

その友人は経理担当で、はじめてその事実を知り、違法ではないのかなどと、思ってしまうらしいのです。

もしばれて、捜査が入ったらこの会社は、やばいのではないかなど思ってしまうようですが、私は詳しくないので、なだめることしかできませんでした。
ネットで調べようとしても、結局よくわかりませんでした。

そういう経理処理って、中小企業ではよくやるように思うのですが、法律的には、実際問題、合法なのでしょうか。
実際、見たこともあった事も何か会社の中で役割があるわけでは、ないそうです。専業主婦のようです。

※引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1210909767

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

上記のように、勤務実態のない役員が給料を受け取っているのは、違法とまではいわないが健全ではない。

企業にとって資金とは「使う」ものだからだ。
 
正しく使うことで新たな利益を追求するのが本来あるべき姿である。

何よりこういったことはまず従業員にどこからともなく知れることとなる。

そうすれば社内には不公平感が漂う。不公平や不満のある企業は不正を招く。

少々乱暴に言えば「社長もやってるんだから少しくらい」という意識が蔓延しやすいのだ。

そのような体質の企業は少しずつルーズな企業文化になっていく。

頻繁に備品がなくなったりロッカーで盗難が起きたりする企業はブラック企業と言えるだろう。

(9)日常的な悪口や陰口でギスギスしている

どうしても馬の合わない人がいるというのは仕方のないことだ。

しかしそれを露骨に出さずに仕事にあたるのが賢明な大人の人付き合いだと言えるだろう。

実際の体験談

陰口,悪口ばかりの職場について
私は今そんな職場で働いています。20から60歳位までの女性が多い職場です。
毎日汚い言葉の中で生活のために我慢していますが,毎日疲れてボロボロです。

いじめられて辞めた女子社員が過去に何人かいて,とてもいい職場とはいえません。
まだ働き初めて三ヶ月…ひとつの職場で長く勤めたいと思ってたんですが、すぐにでも辞めたい気持ちです。
仕事もギスギスしています。

続ける価値があるのかと思うんですが,こんな理由で辞めるなんて甘いですよね?

※引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1099743740

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

仕事以外の心労が多い職場は出来るだけ早く離れるべきだ。

精神衛生上好ましくないのはもちろんのこと、明らかに生産性に劣る。

当たり前のことだが職場は仕事をする場であって悪口や陰口はムダ以外の何物でもない。

どんな仕事でもムダをそのまま放置して良い結果は出せない。

明らかな暴力や恫喝はもちろんブラック企業の特徴だ。

だが、こうした毒のような、澱のような陰口や悪口は必ず企業に悪影響をもたらす。

目に見えて分かりやすいものに対してはすぐに気づくことが出来るだろう。

しかしこうした、大きな影響の見えないものは要注意だ。

陰口を言われる立場になっても、万が一言う立場になっても不幸に違いない。

気付いたなら早めに縁を切ることをおすすめする。

(10)責任が重すぎて辞めるのも難しくなっている

仕事に責任はつきものだ。

しかしそれは適切な責任分担というものがあってのこと。

次の体験談はアルバイトの悩みなので、その過剰な責任がより分かりやすいのではないだろうか。

実際の体験談

冠婚葬祭関係でバイトをしてます。
最近、責任が重い仕事をやらされ始めてすごく嫌です。

バイトなのに式の司会進行や家族との打ち合わせなどさせられます。
重要なポジションなので社員がやってほしいです。
チーフにも自分はアルバイトの身だからあんまり責任ある仕事はしたくない社員の補助的な仕事をしたいと相談したのですがチーフは社員もバイトも関係ない仕事も責任も同じとか言い出してきて、正直ついていけないです。
バイトも社員も同じ仕事して同じ責任取るならどちらかは要らないですよね?

冠婚葬祭の式は一生に一度になるかもしれない重要な物です。
それを一介のアルバイトが取り仕切るなんてどうかしてると私は思うんですがどうでしょう?

正直もう式の進行も司会もそれに伴う家族の打ち合わせも責任重大すぎてやりたくないので辞めますと言いたいです。
でも、司会進行、打ち合わせ等できる従業員は少ないので辞めると迷惑になるしとか職場の人はみんないい人なのにとかうじうじ悩んでます。

※引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14146322414

なぜこの状態がブラック企業/危険と判断できるか

多くの人は、良くも悪くも仕事に対して真面目な考えを持っていると思う。

しかしそのために、本来背負わなくても良いほどの重大な責任を負ってしまうことがある。

自身が判断してそうしているのであればまだ良い。

人材不足や人件費削減などで企業がその責任を背負わせ過ぎているのは問題である。

そしてこういった過剰な責任感で最も怖いのは逃げることが出来なくなることだ。

こんなに多くの仕事、こんなに重要な仕事を任されているのだから、自分が辞めたらみんなが困る。

そう思わされてしまうと、会社を離れることさえできなくなってしまうのだ。

ブラック企業にはこうした社員が何人も在籍している。

良く言えばこういった責任感が会社を支えてもいるのだが、こういった意識がブラック企業をブラック企業たらしめているのだ。

主要な業界ごとのブラック企業の特徴

主要な業界ごとのブラック企業の特徴
ここまで体験談からブラック企業の特徴を見てきた。

次は大まかではあるが業界ごとにブラック企業の特徴を挙げていく。

業界の中に長くいると「この業界では仕方のないこと」になりがちだが、やはり異常なものは異常だと考えておいた方が良い。

異常に慣れてしまうことは、仕事に慣れてそつなくこなせるようになることとは全く別の事だ。

商社・小売業

様々な商材を扱う商社などは特に営業職に負荷がかかりやすいため、営業に関連した特徴がある。

  • 「みなし残業」「定額残業代」などが不当に低い金額
  • 24時間いつでも携帯電話への対応を義務付けられる
  • 営業で外に出る時間が勤務、帰社して見積もりを作る時間などの内勤が残業扱いされない

製造業・機器メーカー

製造業やメーカーは以下のように、技術者への負担が大きい傾向がある。

  • 設計職は必要最低限の人数で長時間勤務を強いやれやすい
  • 専門知識を持った人材が常に不足しており負荷が高い
  • 納期や生産性を強く求められるため夜間、休日の作業が異常に多い

運送・運輸

運送・運輸業界は、長距離・長時間の運転があり労働時間が長くなりやすい傾向がある。
 

  • 単独での運転のため認めてもらえない早出や残業がある
  • 繁忙期や渋滞による遅延などで就業時間や休憩時間が削られるがケアがない
  • 荷役で足腰を痛めても代行者がおらず休むことが出来ない

医療

医療業界は、職場によって事情は異なるが慢性的な人材不足と言われている。

  • 急患などの呼び出しの対応のほか、日常から長時間労働になりやすい
  • 治療や手術など精神的負担が大きいがケアを受ける余裕がない
  • 夜勤、日勤があるが勤務の多くは長時間化している

ブラック企業から脱出する方法まとめ

ブラック企業の特徴と読者の現状に近いものはあっただろうか。

もし当てははまるようなことがあれば転職を検討してみて欲しい。

またかなり深刻な就業環境であれば早めに決断することをおすすめしたい。

ここではブラック企業から脱出するための方法と気を付けるべきことをまとめてみたい。

社外に相談できる人を持つ

辞める意思表示をそし、退職届を正式に提出するまでは周囲に知られない方が良い。

無駄なトラブルを避けるためにも相談は社外の人にした方が良い。
 
また、ブラック企業かも知れない、辞めていいものかと一人で悩むより、理解者がいた方が心強いだろう。

自身の思い込みに気づかせてくれるのもやはり社外の相談相手だ。
 
相談して、自身は冷静に、粛々と手続きを進めた方が良い。

ハッキリと意思表示をする

ブラック企業は人材不足であることがブラック化の原因の一つだ。

したがって、退職の意思を申し出ると猛烈な引き留めに遭うことが多い。

中には嫌味を言われたり、強い口調で責められる場合もあるだろう。
 
しかしそれに屈しない気持ちを持って臨むことを強調しておく。

一度退職意思を伝えてから思い直して戻っても良い態度で接してもらえる事は稀だ。

また、「退職届」を提出するように気を付けたい。

「退職願」は伺いを立てるニュアンスを含むため弱い。

「退職したいのですが」ではなく「退職します」という伝え方が正解である。

まとめ

ここまで述べてきたように、ブラック企業に飲み込まれないためには、気付き、行動することが必要だ。

ここまでの内容を今一度振り返ってみたい。

次のような傾向はブラック企業の可能性がある。

  • 長時間労働や精神的負担を強いる指導や説教がある
  • 未払い残業代をはじめ、働いているにもかかわらず金銭的な損失がある
  • パワハラやセクハラを見かけることがある
  • 社内いじめや無視などがありそうだが改善の様子がない

これらを当たり前と考えず、身近な友人や家族に相談してみると良いだろう。

体験談に見るブラック企業の特徴には次のようなものがある。

  • 雇用条件通知書の未交付など、採用時の必要書類や説明が不充分
  • 入社式などの式典が意味もなく独特で軍隊的であったり宗教的であったりする
  • 基本給に対して手当が多い、バランスの悪い給与体系
  • 宴会や酒席への積極的な参加を強要され、酒席でのマナーが異常に悪い
  • 経営者や上司が精神論、根性論に偏っている
  • サービス残業が常態化しており、従業員自らそれに取り組む傾向がある
  • 同族経営で、見たことのない役員やその身内に報酬が支払われている
  • 日常的に陰口や悪口が多く、職場がギスギスしている
  • 自分にかかる責任が過大で、そのために辞めづらくなっている

これらに2つ、3つと当てはまるようになったら転職を考えてみる。

もっと良い環境で、本来の力を発揮出来る方がずっと良い。

退職にあたっては、

  • 退職の意思は明確に伝える。「退職届」を提出する
  • はっきり伝えるまでは社内に知られないようにする
  • 社外に相談できる人がいた方がより客観的に、冷静に行動できる
  • 引き止められて戻っても環境が改善される事は稀である
  • 辞めようと考えた時の気持ちや動機を大切に、強い意志を持って臨む


このような行動や心構えが必要だ。

自身が気に入った仕事であったりする場合など、企業体質とは別に離れがたいことがあるかも知れない。

しかし自身が経営改善や企業体質の改善に具体的に取り組める立場になければ、早めに脱出することをおすすめしたい。

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Career Rules編集部

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